対応事例の紹介

2018年10月仮想化導入事例A社

障害・故障対応・集中管理に便利なツール

コンピュータを運用する上で不具合は付き物です。出来る限り不具合が生じない構成にしても、起きてしまったら原因を調査し対応しなければなりません。そんな中、利用すると便利なツールを紹介します。

※リンク先の情報につきましては、ご自身の責任の上でご利用ください。

Windows Sysinternals ツール

IT管理者がWindowsシステムのトラブルシューティングや診断をするのに役に立つツールが多く掲載されています。下記はよく利用されるツールの一部です。

Process Explorer
現在稼働している全てのプロセスの状況をグラフィカルに見ることができます。削除できないファイルがどのプロセスによって開かれているのか調べ、そのプロセスのハンドルを閉じる事もできます。また、プロセスのダンプを作成することができるので、例えばそのプロセスによってCPU使用率が100%となってしまっている原因をデバッガーで調べるといった事が可能です。
Process Monitor
特定のプロセスがシステム(レジストリ・ファイル・ネットワークなど)に対しどのような処理を行っているのか調べることができます。例えば、社内の共通アプリケーションが1台のコンピュータだけアクセス拒否で動かない!といった状況でどのファイルによってアクセス拒否が生じているの特定できます。その結果、原因となっているファイルのアクセス権を変更することでアプリケーションが動作するようになります。
Disk2vhd
コンピュータの仮想化を支援するツールです。物理コンピュータ上でこのツールを動作させるとそのコンピュータの仮想化用レプリカディスク VHD ファイルが生成されます。このファイルを用い Hyper-V もしくは Virtual Server の仮想環境に移行し、これまでのサービスを継続させます。

Windows Sysinternals ツール ダウンロードのページ

Windows Server 2003 Resource Kit Tools

IT管理者がWindowsシステムのトラブルシューティングや診断をするのに役に立つツールが多く掲載されています。下記はよく利用されるツールの一部です。

Robocopy.exe
高度なファイルコピーツール。オプションを付けることによって、ミラーリングコピーや帯域制御をかけたコピーが可能です。特に帯域制御についてはこの手のコピーツールにあまり存在しないだけに、非常に有効です。
Permcopy.exe
共有フォルダのアクセス権をコピーするツールです。大量の共有フォルダを扱う管理者には非常に有効です。バッチファイルなど作成してサーバー群のアクセス権をまとめて設定することできます。
Moveuser.exe
利用者のログオンIDが再登録された場合、ユーザIDのSIDが変更されてしまい、新しいプロファイルでデスクトップが構成されてしまいます。このツールは新しいSIDを以前のプロファイルに紐付け、環境(プロファイル)を戻す事ができます。
Lockoutstatus.exe
ユーザーが誤ったパスワードをドメインコントローラーに送ると、ロックアウトポリシーに従いアカウントがロックされます。このツールはどのコンピュータで何時何分何秒に誤ったパスワードを受信したか確認することができます。沢山のドメインコントローラを管理する際に有効です。
Linkd.exe
ドライブの容量が少なくなってしまったが、移動させるフォルダやファイルのドライブレターおよびパスを変更させたくない場合に有効です。別のドライブにフォルダごと移動しLinkdでハードウェアリンクを作成すると、あたかも以前のパスに実態があるように見えます。
Klist.exe
ユーザーが保持する Kerberos チケットの状態を見ることができます。Purge することができるので、ログオフせずにグループのメンバシップの更新が可能です。コンピュータのメンバシップについても再起動無しに更新することが可能です!

Windows Server 2003 Resource Kit Tools ダウンロードのページ

Windows Server 2003 Support Tools

IT管理者がWindowsシステムのトラブルシューティングや診断をするのに役に立つツールが多く掲載されています。下記はよく利用されるツールの一部です。

Adsiedit.exe
Active Directoryを高度に管理するツール。標準のツールでは参照・変更できない詳細な属性の操作ができます。
Bitsadmin.exe
帯域制御およびレジューム機能を使用し、ファイルのダウンロードができます。HTTP だけでなく Cifs によるダウンロードに用いることもできます!
Dcdiag.exe
ドメインコントローラの正常性をまとめて診断できるツールです。定期的に実行し不具合を未然に防ぐことができます。
Ldp.exe
LDAPサーバ管理ツールです。このツールを用いると、Active Directory の削除済みオブジェクト(IsDeleted)の参照が可能になります。
Repadmin.exe
Active Directory の複製状態を参照することができます。特定のオブジェクトに用いると、各属性の変更日時、変更回数など見ることができます。AD を管理する上で非常に有用なツールです。

Windows Server 2003 Service Pack 1 32-bit Support Tools ダウンロードのページ

Windows Server 2003 Service Pack 2 32-bit Support Tools ダウンロードのページ

Windows 2000 Server Resource Kit Tools

Windows 2000 Server Resource Kit Tools ダウンロードのページ

Windows 2000 Server Resource Kit Tools 日本語ヘルプのダウンロード

Windows 2000 Server Support Tools

Windows 2000 Server Support Tools ダウンロードのページ

Windows 2000 Server Support Tools 日本語ヘルプのダウンロード